家に帰ったもののすることが 何もない。 …勉強、って気分じゃないし 眠たくもないから寝れないし… とりあえず部屋の掃除をして あとはずっとぼんやりしていた。 ーピンポーン はっ! 玄関のチャイムが鳴る 気がつくと辺りは真っ暗になっていた …全然気がつかなかったや。 1階へ行き玄関を開けると そこには梓がいた。 「あ、ずさ…?」 うつむいていて顔がよく見えない。