「うわーっ!すごい!おいしそう!」 目の前に並んでるのは、おいしくないわけがないと思う程の料理。 「夢!顔ニヤついてんぞ?」 なんて言うコイツもなんだか楽しそうだし。 ……とりあえず、落ち着こう。 これ以上意味不明なペースに振り回されるわけにはいかない。 「他のご家族は?」 ただその一言で空気がピリッと変わった気がした。 「……親はいつだって仕事。兄弟もいねーし」 あ、また……遠い目。 なんだか胸が気持ち悪い。 その理由が分からなくて更に気持ち悪い。