その日、俺は家が嫌で嫌で 飛び出していた 勉強しろだのなんだの でも、夜になるとさすがに寒さの限度を超えていて しぶしぶ家に帰った そしたら母さんが俺の手元にネックレスがないことに気がついて 「ネックレスはどうしたの?」 と聞いてきた 俺は、泣いてる女の子にプレゼントしてあげたと説明した そしたら母さんは笑って 「偉い子ね」 って言って俺の頭をなでてくれた