クリスマスの贈り物





そこにはこの町に住んではなさそうな


私より一個年上ぐらいの男の子がいた


「さむくないの?」



「おにいちゃんがいるからさむくない」



「だれもいないよ?」



私は泣きながら「おにいちゃんはわたしとずっといっしょにいるの」
って
その男の子に言った