そこにはこの町に住んではなさそうな 私より一個年上ぐらいの男の子がいた 「さむくないの?」 「おにいちゃんがいるからさむくない」 「だれもいないよ?」 私は泣きながら「おにいちゃんはわたしとずっといっしょにいるの」 って その男の子に言った