クリスマスの贈り物






「ぼくね…つよい…からね


ぜったいに…かおを…まもるんだ…」



「おにいちゃん…?」



「ぼくたち、ふたりでひとつだからね…」


それは、いつも私を暖かく守ってくれていた

大人な兄が言った最後の言葉だった