【愛 雨 傘】
作詞/作曲 亮






灰色の空から降る流星の雨

曇ったガラスに2人で書いた愛の傘


出会った頃は2人共幼くて、些細な事も輝いて見えた


どんな事でも特別で、憂鬱な雨の日だって心は真っ青に晴れていたね



愛さえあれば他にないもいらない

それだけで繋がっていられたあの頃の僕ら



灰色の空から降る流星の雨

曇ったガラスに書いた2人の夢の傘


並んで歩いていたはずなのに、いつの間にか距離が出来てた


幼いだけじゃいられない

繋がっていた手がそっと離れた



愛さえあれば他に何もいらない

そう思っていたはずなのに


愛さえなければ君を泣かせずに済んだ

もう涙さえ拭いてあげられない



夢を追うと決めた夜、やっぱりその日も雨が降っていた

雨音がうるさいのは、もう愛を語れないから



愛さえなければ他に何もいらない

それだけでは繋がれなくなっていたあの日の僕ら


曇ったガラスに書いた最後の傘

それは水滴で涙のように流れていた


明日にはもうこの傘はどこにもないんだね


別れを選んだ2人の愛 雨 傘


もう戻れないあの日々の僕ら