僕は混み上がってきた気持ちをなんとか抑え、冷静になった


「そう……実は俺、紗奈ちゃんの事が好きなんだ」



ドクン―――…



急に胸がいたくなってきた



「それで俺……今日紗奈ちゃんに告白する」



告白…



そうだったのか…今までずっと気づかなかった


拓斗が紗奈の事が好きだなんて




「そっか……頑張れよ」



僕は必死に笑顔を作った