君に出会わなければ…






「大丈夫ですか?ずいぶん慎重に運転したようなのですが。」


溝口に起こされて目を開けると、家の門の前に着いていて、門が開くのを待っているところだった。


「大丈夫。寝てたから。ブランケットありがとう。」


そう溝口に言ってから、膝にかけられていたブランケットを畳んだ。


ようやく門が開いて車が動き出した。