一人で赤面したり慌ててるあたしを見て、秋はクスリと笑った。 その優しい笑顔にまた顔が熱くなる。 「まぁいいや。愛里…今日俺ん家来る?」 「うん!!」 秋はあたしの早い返事に少し目をぱちぱちさせながら―――嬉しそうに微笑むんだ。 よしっ 今日も、お家デートだっ! あたしと秋の放課後はほとんどデート。 ただただ一緒にいたい。 「愛里とチューしたい…だめ??」 「…だめじゃない…よ」 上目使いの秋、反則です。