そう言って笑った茄優 いつも茄優は自分の事はあまり話さない 私が心配しないように いつも嘘をつく この震えには必ず何か 意味があるはず 「茄優嘘つかないでよ 何で震えているの??」 「捺希 ごめん 俺怖いんだよ」 「えっ??」 「俺は捺希はいなくなんねーって思ってる けどもし捺希がいなくなったら この夜空も笑いあうことも できなくなるのが怖いんだ」 その声も震えていた そして茄優の目からは 一筋の涙が流れた