もう一つ深呼吸し、眼をあける。 「よし!」 小さく呟き、 白い廊下を歩き出した。 院内の自販機に着くと、 「あれ、」 紅茶が売り切れになっていた。 たしか、 外に出れば近くに自販機があったはず。 そう思い出し、 私は外に出た。 外の自販機であたたかい紅茶を買い、 吉水さんの病院に向かおうとした、 その時、 ポツ、 頬に冷たい雫を感じた。