「愛李ー?そろそろ花火始まるってー」

『あ、はーい!!じゃあ佐波がよんでるからじゃあね』

「はい!!」

麻里は手をふってあたしを見送り、あたしは佐波がいるところまで小走りで近づいた。

『佐波、ごめんねー』

「いーよ。あっちのほういこっか」

そう言って佐波は左のほうを指差した。

『あーい』

左に進もうとしたら、なんと真鍋先輩発見!!

私服姿かっこよすぎ~!!

真鍋先輩は黒と赤を主とした服装だった。

うん。かっこいい。