ガラガラ。

いよいよ自分のクラスへ入る。

2-Aかぁ・・・。

「席につけー。転校生を紹介するぞー。」

『こんにちは。栗木尚希と言います。今日からよろしくお願いします。』

まぁこんなもんでいいだろ。

そー言い終わると、

「キャー!!ちょーかっこいいぢゃん!!」

「どこの席になるのかなぁ?」

「私のとなりに来てほしい~っ」

クラスの女子が騒いでいる。

あぁーうるせー。

俺は騒がしいのは好きぢゃない。

特に女子の騒ぐ声。

頭が痛くなるし、ガン見してくるのが嫌なんだ。

そー思いながら教室を見渡していると1人の女が俺の目に留まった。

まっすぐな瞳をこちらに向けて頬が赤く染まっている。

そんなことを思っていると、

「はいはい、静かにしろー。どこの席が空いてる?おっ宮本の横空いてるなぁ。

ぢゃぁ栗木、窓側の一番後の席に行ってくれ。」

『はい。』

っておの女の横!?

運ついてんなぁ・・・。

まぁ自然に・・・・

『なかよくしてね?』

「う・・・うん、よろしくねっ」

ふぅ、よかった無視されるかと思ってたからな・・・。