コーヒーカップはジェットコースター系に比べて並んでいる人は少なく、親子連れが多かった。 「コーヒーカップ、久しぶりだぁ……」 私はノリノリでコーヒーカップに乗り込む。 蓮と向かい合わせになるように座った。 そして、いよいよコーヒーカップが動き始めた。 蓮がゆっくりハンドルを回してくれる。 私はこれだけで十分楽しかった。 ───と、思ったとき。 「きゃあああ!?」 蓮が急に高速でハンドルを回し始めた。 「れ、蓮!!止めてよ!!」 「無理だな」 蓮は意地悪そうに笑う。 酷いよ……はぁ。