「由那、顔死んでるぞ」 「ジェットコースター……やっぱり無理」 蓮はそんな私を呆れ顔で見ていた。 「はぁ、じゃあちょっと休むか。」 「う、うん」 近くのベンチに腰をかけた。 「飲み物買ってくるけど、何がいい?」 「うーん……ミルクティー!!」 蓮は「わかった」と言うと、自動販売機の方へ走っていった。