私と先輩。





「ただいまー!」


…結局、ひなたちゃんのうちにお邪魔することになった。


「お、おじゃまします…」


ひなたちゃんの家ってことは、先輩の家ってことでもあるわけで。


なぜか、ドキドキする。


「ちょっと救急箱取ってくるんで、くつろいでてください」


ニッコリと笑って、ひなたちゃんはどこかに行ってしまった。


私はリビングに座っていた。


まぁ、緊張のあまり正座してたんだけど。