わたしは彼を殺した、そして彼に殺される

「おれは死んでもお前をいつも見てるからな」

彼はそう言い残して…

わたしの影に吸い込まれていった。


まるで夢を見ているようだった。

でも…

ちゃんと彼に会えた。

彼の笑顔をもう一度、見れた。

たとえ、夢でもいい。

わたしは嬉しかったんだよ。