きっと彼になら、

こんな信じれないことも話してた。

その彼にわたしは今、狙われている。

わたしは、どうしたらいいの?

ほんとに大切なものは、
失って初めて気がつくってよく言うけど…

わたし、気がついたかもしれない。


やっぱり…

わたしは彼を好きだったんだ。

彼の姿はいまはない。

電気の消えた、真っ暗な部屋。

わたしはベッドの中に、ひとり。

「わたし…やっぱりあなたが忘れられない」

指輪を握りしめながら…

どこかで見ている彼に向かって、

そうつぶやいた。