――それから10分後。 「……それだけでわかるかよ」 明るい日の光が差し込む、3年5組の教室。 窓際の席に座っていた岡崎瑛は、相談にやって来た後輩達の話を最後まで聞いてからそう呟いた。 ――…そう。 オーリィがまりあ達を連れて来たのは、瑛――まりあの好きな人の教室だったのだ。 ちなみに、瑛の教室へ行ったのは神無、まりあ、オーリィ、龍真の4人だけ。 瑠美は彼氏である愁と約束があるという事で、自分の教室へと戻っていた。