虹色青春物語。



ふと横をみると、奈保が私たちをぼーっとしてみている。





「ーーー」





奈保、と私が声をかける前に、水草くんが手を引いて歩き出した。





もしかしたら彼は奈保に気持ちを伝えるのかもしれない。