「…やっと口を開きやがったな……

…お前、間者か……?」

あの失礼男が言った。

かんじゃって病人ってこと?

「私…どこも悪く無いんですけど……」

私が正直にそう答えると‘総司’ってゆう人がお腹を抱えて笑い出した。

失礼男の方は目を丸くして私を見ている。

何かに驚いているようだ。

「…なっなんですか!?」

人が真面目に言った事を笑うなんて…

幕末の人は失礼な人ばっかりだ!!

「…ごっごめんごめん…君があんまりにも可愛いから…クッ……」

この人はまだ笑いと格闘してるみたいだ。

…そっそれより!!!

さっきこの人私の事‘可愛い’って………

あっ…有り得ないー!!!!