「さてと……」


今俺がいる場所は警視庁内。

普通一般人が警視庁に入るためには、色々手続きが必要なんだが、俺は要らない。

警視庁の人間を装って入ったからな。


そして俺は、捜査一課と書かれた扉を開けた。


「すみません。こちらに世多警部と夏目刑事はいらっしゃいますか?」