「おはようごさいます!世多警部!!」

「おー、お早うさん」


捜査一課の扉を元気よく開ける夏目に、まだ眠そうな世多警部が返事する。


「今日は市役所に行くんですよね」

「あぁ」

「おい!世多と夏目!お客さんだぞ!!」

『客?』