「もう、吐いちゃいなよ。言っとくけど、あんたらに逃げ場は無いよ?」 優しげな口調なのに、逆らうことの出来ない迫力がある。 何なの、この青年。 何者なの!? 「と、とにかく証拠も無いのに、変な言い掛かりをつけないでもらえるかな?もし私たちが犯人だとして、君一人で何が出来る」 裁判長のその言葉は、動揺している自分き言いか聞かせているようだった。