空「大葉陸斗・・・。」


涼「大葉陸斗・・・?」


ハッとして聞いた


涼「テレポート・・・?」


空さんは静かにうなずいた・・・。


大葉陸斗・・・。別名『速神』

見えないほどのはやさで移動をする。
現れるのはいつだって突然。

椎と海さんも思い出したようだった。

空「梨鈴の力や殊乱眼しってる俺等じゃなかったらそんなこと思いもしないだろうけどよ。」


海「世の中にはなにがあるかわかんねー・・・。」






静かになった部屋。




空「行くぞ。」


その一言で俺らは梨鈴を助けに向かった。




なんでお前だけなんだよ。
なんでお前ばっかりなんだよ。

ごめん、ごめんな、梨鈴。
いま、助けに行くから・・・。


待ってて・・・。







































・・・信じて。