選ばれし者


-----涼のところにて-----

梨「涼ぉぉぉぉッッ!!」
怒り任せに思いっきり涼に飛びついた。
涼「ッッ!!??////」

ん?

梨「顔赤くないか?熱中症か?」
心配して覗き込むと、さらに顔を赤くして、
涼「ひ、日焼けだ。気にするな。」
といっていた。

あ、そうだ。

梨「はい。」

そう言って渡したのは、
凍らせてある飲み物にタオルをくるだもの。

涼「さんきゅ。・・・で、どうした?」

不思議そうに聞いてくる涼に、

梨「いいの!知らないしッ!椎も海兄も空兄も!!」

涼「(あぁ・・・。アイツ等しでかしたな・・・。)・・・そうか。」

梨「それより!!次、騎馬戦だよ!!早く行こう!」
そういってグイグイ涼を引っ張ってグラウンドへいった。




このあと、あの事件のきっかけになるとも知らずに・・・。