-----理事長室-----



今、目の前では涙を流す海にぃとたっくん。
かなりびっくりしている空にぃ。


みんな、髪の毛のことにびっくりしたみたい…。

海「梨鈴の髪がぁーーーーーーーーーーーーーーー!!!」

昂「ウィッグいれといただろ!!?」


空「まぁ、まぁ、にあってるしいいじゃん。な、梨鈴。」

梨「さんきゅ。」


さらにびっくりしてするみんな。
たっくんと海にぃなんて、涙も止まった様子。



空「り、梨鈴…?そ、その言葉遣いは…?」


梨「男子校でいつも通り喋ったらバレんだろ。」



たっくんと海にぃは、もうもやし化している…。


空「…そうか…。わかった。」

本当は、違う…。
自分を大きく強くみせるために、言葉遣いを荒くしている。
2回も親を失った悲しみが自然と俺をそうした。


きっと、空にぃはそれに気がついてる。


空「おっと、話がそれてるぞ。実は、梨鈴にあってほしいやつがいる。」



…誰だろう…?