窓の外にいる、
お父さんとお母さんだった人たちに、
大きく手を振った。


父母「いつでも帰ってきていいからね!!まってるから!!」


梨空海父母「うん!!(おう!!)」


これから、どんな大きなことが待っているとしても、
のりこえていける。

このとき、そうおもった。


大好きな家族と、はあればなれになるのはつらい。
2度目なのに・・・
きっと、何度離れたって、つらいんだろうな・・・。


でも、さっき自分で口に出して、
決心がついた。

『離れていたって、家族は家族』


私達の関係が崩れることはない。


一歩一歩、ゆっくりでいい。
進んでいこう。
前に、前に・・・。