父「ひとりじゃない。幸い、お前には双子の兄たちがいる。
親は離れなければならないが、兄妹は、関係ない。空、海、梨鈴のこと、
よろしくな・・・。」



空「・・・はい。」
海「まかせとけって。」


空「どーせ、会えなくたって、手紙くらいなら、いいんだろ?なにより、
離れてたって、家族は家族だ。全力で、梨鈴をサポートするよ。役に立つかはわかんねーけど・・・。」

梨「空にぃ・・・。」

視界がぼやけてる・・・。
泣くな!空にぃや海にぃだって、はなれたくないんだから。
私のせいなんだから・・・。



海「なぁ、もしかして、俺等って、
そのために今まで、鍛えられてきたのか?」

父「・・・まぁ、そうだな・・・。」

海「じゃぁ、これから、バンバン、活用してくぜっっ!」

空「お前ってヤツは・・・ことごとく、空気をぶち壊すな。」

海「え?」

空「もういい・・・。」


父「これから、梨鈴のちからは、どんどんわかるように強くなっていく。隠してても、ばれるくらいにな・・・。」


梨「隠す・・・?」