「・・・ず・・・梨鈴!」

自分を呼ぶ声がして起きた。

梨「・・・椎?」


椎「梨鈴、大丈夫か?うなされてたぞ?」


私、うなされてたんだ・・・。

梨「大丈夫、大丈夫!」
にこっと笑ってみせる。

椎「・・・ならいいけど・・・。何かあったら言えよ?」

優しい、のは十分なのだが、
石春蘭馬の事件があってから、過保護度がました気がする・・・。

たかが夢如きで・・・。




































そのときには、『たかが夢』だった。


後に、『警告』に近いものだったことがわかる・・・。