どういうことだろう・・・?
榊慶はこくりと黙って頷くと、
金色の光を手に出して、
私の右目にかざした。
・・・温かい・・・。
徐々に痛みが引き、榊慶が手を戻した時には、すっかり元に戻っていた。
梨「ありがとう。」
そういって微笑むと、榊慶は顔を赤くした。
梨「・・・?」
後ろにいるみんなはとっても殺気をだしていたけど、気にしないで聞いた、
梨「ねぇ。あなたも、能力者なの・・・?」
すると、こくりとうなずいた。
慶「治癒能力・・・。」
そういうことか・・・。
きっと、危険がないか殊眼で空にいは確認したんだ。
治癒のう力の優れている人は、必ずといっていいほど、
心臓のあたりに、優しい光をもっている。
殊眼ではそれが見える。
光の色はたくさんあるけれど、どれも優しい温かい光だ。
