選ばれし者



既に、椎達にシールドを使ったり、縛りを使ったりしてるため、
今の私の体は悲鳴をあげている状態。

そんな状態で青桜のちからを使ってしまった。


つまり・・・。



梨「・・・っ・・・。」



蘭「あらら。目から血、垂れてるけど?」


冷たい目でみる石春蘭馬。

右目から血が出てきた。
右半分が何も見えない・・・。



シールドの能力も低下し始めている・・・。

あんなに練習したのに。
あんなに体力作り頑張ったのに。
あんなに付き合ったもらったのに。




・・・いざとなると、なにもできないの・・・?



絶望していると、




----ビリッ




梨「!!?」


突然服を破られた。



梨「なにすんだよっ!」


ジタバタ暴れる私。



蘭「顔でシールド精一杯でしょ?口はお預けとしても、こっちは・・・?」


ニヤリと不気味に笑う石春蘭馬。