聖夜は全てわかったかのように、タバコに火をつけた。


俺が初めて惚れた女。


悲しい瞳をした、まさに氷の姫桜。


絶対に俺が守る。


俺のものにしてやる。


俺は、いつもと明らかに違う自分に驚きながらも、聖夜と一緒にタバコに火をつけた。