風磨とは、ずっと兄弟みたいな関係でいたかった。


でも、もう戻れない。


あたしが風磨を遠ざけたんだから。


こんなに苦しいなら、大切な人を傷つけるなら…。


あたしはもう恋愛なんてしない。


この日、あたしは深く心に誓った。


「風磨…バイバイ…」


あたしの大好きなお兄ちゃん。


そんな風磨を傷つけたのは自分なんだ…。


ごめんね…風磨。こんなあたしを今まで見守ってくれてありがとう…。


また、一緒に笑えるといいな―…。