ここどこだ…?


気がつくと俺は暗闇の中にいた。


俺…何してたんだっけ?


頭がぼんやりとして、物事をよく考えられない。


なんかこの空間にいると、すべてがどうでもよくなってくる。


俺は小さい頃に母親を亡くし、そのせいで父親は狂ってしまった。


そう…俺はずっと孤独。


生きている意味なんてない…。


そう思い、ふっと目を閉じた瞬間、誰かの声が聞こえてきた。


「天翔!!」


そう、俺は孤独だった。