点と点が少しずつ繋がっていく。


「だから俺と菜月で組んでお前らをこうしてるわけさ」


ハッと我に返ると、松本翔太が不適な笑みを浮かべていた。


「諦めろ。松村はこねぇよ」


そう言って近づいてくる松本翔太の顔。


今度はどんなに抵抗しても、ビクともしない。


「イヤッ…んっ」


唇が触れた瞬間、あたしの頬を涙が伝い、天翔への罪悪感が体を支配する。


「さぁ…他の男の腕で鳴いて貰おうか…」


その言葉と共に、ソファーに押し倒される。