「天翔…」


「上目遣い…反則…」


「えっ?」


「マジで…ヤバいから…」


このまま美桜と普通にすごすなんて無理だ。


この1ヶ月、極力美桜に触れないようにしてきて…。


風磨さんのことばかり考えてる美桜に、嫉妬しまくりだった。


そんな中で我慢するなんてほぼ不可能だ。


「天翔…」


美桜は潤んだ瞳で俺を見上げる。


少し濡れた髪、潤んだ瞳、美桜のすべてが俺の理性を奪っていく…。


「美桜…俺もう限界…」