【完】姫桜〜君の隣で花を咲かす〜

ヤバい…。ただ美桜が部屋にいるだけなのに…。


今まで溜め込んでいた嫉妬。美桜が好きだという感情…すべてが溢れてくる。


それは自然と、美桜が欲しいという感情になる。


「つーかさ、風呂入れば? 濡れただろ?」


「あ…そうだね…」


そう言って適当に着替えを渡す。


このままだと、いつ美桜を襲ってもおかしくない。


自分をコントロールできねぇんだ…。


「適当に使っていいから」


「ありがと」