【完】姫桜〜君の隣で花を咲かす〜

ピカッ。


「っ!!」


でも雷に怯える美桜をどうしても見離せない。


と、いうより可愛くて離したくない…。


…俺、ヤバい?


「わ、わかった。いいよ」


「本当っ!?」


ちょ、その上目遣いヤバい…。


「あぁ…」


そう言うと、美桜は俺の腕にギュッと抱きついた。


あぁー…。マジでヤベェ…。


今日の俺は何かがおかしい。


それなのに美桜を家に入れて、本当に大丈夫なのか?


俺の理性はちゃんと保てるのか…?