【完】姫桜〜君の隣で花を咲かす〜

それに、風磨はあたしにとってなくてはならない存在だったから。


「でもね、天翔に会ってハッキリしたよ。風磨への好きって気持ちと、天翔への好きって気持ちは違うんだ」


小さい頃から大好きで、一緒にいることが楽しくて…。


あたしにとって、すごく特別な存在だった。


でも…。それは異性としてじゃない。


友達でも、家族でもなくて、もっと大切な何かとして。


あたしには風磨が必要だよ…。


でもそれ以上に…。


あたしには天翔が必要。