【完】姫桜〜君の隣で花を咲かす〜

もしかして照れてる…?


だとしたら、なんか可愛いなっ…。


「もしもし、優実?」


『なぁに…?』


「今から学校行くから待ってて?」


『ホント? ありがとー、美桜!!』


「じゃあね」


あたしが電話を切ると、天翔はバイクのエンジンをかけた。


「掴まってろよ」


相変わらず冷たいけど、そうゆう何気ない優しさが一番嬉しい。


あたしは天翔の背中に顔をくっつけた。





「美桜〜!!」


あたしを見つけるなりギュウッと抱きついてきた優実。