「でもまだ終わらねぇぜ」


金髪は不敵に笑うと、ガンッと殴りかかってきた。


バランスを崩し、地面に倒れこむと、不良たちは俺を囲うように立ちはだかった。


「どうした? 犯罪者の息子さんよぉ?」


金髪の男が、俺を煽るような口調で問いかける。


もう、理性なんて存在しない。


俺は金髪の男に飛びかかった。