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俺達に最高のX'masプレゼントがきた…


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あれから医師が来て反応や状態を確認、その間俺らは固唾をのんで後ろから見ていた。


目は覚めなかったが、体に反応があり、声をかけると指先がピクッと返事のように動く。


それは、亮一の声に一番反応した。


そして、それから二日後…


ついに、七瀬さんは目を覚ましたんだ…!!


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現状を理解するのに少しだけ戸惑ったらしいが、記憶が欠けている様子はなく、家族や亮一、デートの帰りだった事をちゃんと話した。


目を覚ましたその瞬間…残念ながら俺や蒼らは居なくて、亮一とお母さんが付き添っていたらしい。


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《亮一side》


X'masパーティーを病院でした日、麗香の指先に反応がでた。


俺の声に動いたんだ…


転院はしばらく様子を見てからということになり、俺はまた、病院に通うようになった。


パーティーから二日、その日は昼から病室に来ていた。


面会時間は本当は午後の3時からなんだけど、話しかけることが大切だし、個室だからって担当医が大目に見てくれていた。


「麗香…パーティー楽しかったなぁ」


「ミサンガさ、俺が勝手に
願いながら着けちゃったけど、
後で怒るなよ?」


『ガラッ』


「酒井くん、こんにちは」