その日、奏祈に告白された。 あたしも、okした。 海樹のことも、奏祈は知っていたから 「俺が、海樹なんか忘れさせてやる」 って、言ってくれた。 みこちゃんも、しぃちゃんも 「よかったね♪」 って、言ってくれた。 奏祈は、年の離れた妹の絢架とも仲良くなってくれたし あたしが、 卒業したら、絢架を育てるって言ったときも 反対しなかった。 むしろ、「結婚して、俺も一緒に育てる」って言ってくれた。 お父さんになつかない絢架も 奏祈には、超がつくほどなついてくれた。