【 腐りかけのteenager  】

「だって、ほら!今まではお仕置きって感じだったでしょぉ・・・。だから・・・。」

私は全身、冷や汗をかきながら必死にフォローした。

「それって、好きじゃないって意味だろうが!人が恥じ覚悟で告白したって言うのに!」

ひぃぃぃぃぃ・・・

ごめんなさい!!

私に選択権なんて無いって事なのね・・・。

始めからそう言ってくれれば、いいのにぃ~。

「ご・・・ごめんなさい。好きです!好きでした!私の表現が間違っておりました・・・。」

私は妙な日本語で謝りながら男と不思議な関係を結ぶ事になった。

私達は相変わらず毎日電話し、週1回は会うというペースが続いた。

だが、会うのはあくまでもホテルのみ。

する事したら、すぐに解散。

男はいったい何を私に求めているのか解らなかったが、こんな男と街中をデートするよりはマシだと思った。