【 腐りかけのteenager  】

男は仕事が忙しいのか2日ぶりに電話をかけてきた。

「もしもし?マキちゃん?」

「そうです。お久しぶりです!」

私は声を1オクターブ上げ、元気に振る舞った。

「おぉ!今日は元気だね。もしかして、俺からの電話待ってたか?」

「うん!毎日電話してくれてたのに、突然電話かけないんだもん・・・心配しちゃったぁ~。」(人´∀`).☆.。.:*・°

「そっか、そっか。ごめんな。俺と会ってない間に、危ない目には合ってないか?」

男は優しい口調で、私の心配までしてきた。

キモイんだよ~!パンチパーマ!!と、心の中では叫びつつ、

「うん。大丈夫。ありがとう。」

私は精一杯、可愛い子のふりをした。

こうして、男はまんまと私の餌食になった。