【 腐りかけのteenager  】

男との約束の日

今回は私服でスカートを履いて来い、という指示だった。

私は短めのスカートを履いた。

決して張り切っている訳ではない。

少しでも気に入られて、ポイントを失わない為だ。

今回は私が頼んで、夕方から会ってもらう事にした。

親に怪しまれる事無く、私はスムーズに家を出る事が出来た。

今日で終わり・・・

今日で終わり・・・

私は携帯を握りしめながら、ホテルに向かった。

待ち合わせの場所に着くとすぐに男が現れた。

「やぁ!マキちゃん!今日も可愛いねぇ~。」

そう言う男の顔は明らかにデレデレとし、私の事を上から下まで舐め回すように見てきた。

気持ち悪っ!