蓮の家は実家だという
お母さんは他界していて
お父さんが家の事をしているらしい
それに弟さんが
頑張ってお金を稼いでいるという
「ただいま…」
返事はなく
靴も、私と蓮の靴しかない

「俺の部屋に行こ」
コクンっと頷くと

蓮について行った
そして、目についたベッドに飛び込んだ
蓮の匂いがする…
ふかふか…

ギシッ

「女が悠長に男のベッドに乗るなんて」
ベッドに乗っちゃいけなかったのか
そう思い顔あげると

ちゅっ

「んっ…」
キスはいつものとちょっと違う…
もっと…激しいキス

「んぁ…」

お互いの舌が絡み合う
そして、ツーと一つの線が
舌と舌とで引かれる

蓮はそのまま私を押し倒し
私の上に覆いかぶさるような
体制になった