アシタのナミダ

トキオ、カレン。





これは私のエゴだよね。





アナタ達の分まで生きていこうなんて。





「そんな事はないさ。ジュリエが幸せなら、それでいい。これは、僕のエゴだよ」





熱気を孕んだ潮風が、トキオの声を運んでいった。





「トキオ―――」





今日も、明日も、私は生きていける。





だから少しだけ、今は少しだけ、涙を流そう。




私の愛するヒト達のために。





「ありがとう」