「彩穂!」 また名前を呼ばれて、顔を上げる。 今度はしっかりとわかった。 風磨の声だった。 「これ、もってろ!これでうまくいくから!」 そう言って、風磨は何かを彩穂に投げた。 彩穂はそれをしっかりと受け取ると、手のひらの中身を確認した。 そして、思わず「えっ」と大きく反応してしまった。 そこにあったのは、パワーストーンだったのだ。